仮面ライダー真・ZO・J 2001年ソフビレビュー&比較記録

こんにちは〜暑かったり雨降って寒かったり 体壊れそう…

今日は

この3体、知ってる人はすぐピンと来ると思います。

2001年に発売された「ライダーヒーローシリーズEX」の仮面ライダー真・ZO・Jのソフビたちです。

ちょっと前に、仮面ライダー真・ZO・Jのソフビがまとめて手に入ったんです。

2001年といえば、ちょうど仮面ライダー生誕30周年。

その記念として、昭和〜平成初期のライダーたちが改めて注目を集めた時期でした。

この3人はどれも劇場作品のみに登場する“単独主演ライダー”ですが、どれも濃い存在感を放っているんですよね

🦗仮面ライダー真 ― 生物感、圧巻

まずは仮面ライダー真。

どのライダーとも違う異形っぷりで、ソフビになってもその存在感は健在です。

体の表面が筋肉の線で覆われていて、生き物っぽさがすごい。特に胸のラインや腹筋の溝の深さ、腕や足に入ったシワ、全部に手が入ってる感じ。正直、子どもが手に取って遊ぶにはちょっと怖いかも…ってくらいリアル。でもそこが“真”らしくて好きなんです。

並べてみて最初に思うのは、「似てるなあ」という印象。

でもちゃんと見れば、肩幅、太ももの太さ、脚の長さなど、全体のバランスがけっこう違います。

ZOはスリムなラインでスーツアクターのシルエットがしっかり出る造形。Jは明らかに筋肉質でマッチョ寄り。どちらも頭部の複眼やカラーリングは似てるんですが、全体の印象はけっこう変わってきます。

あと、塗装の仕上がりがめっちゃ綺麗。銀のマスク部分とか、赤い目の発色とか、当時の価格(たぶん1000円しないくらい)でこの仕上がりは、素直にすごいなと思います。

ちなみにお値段は…

JとZOのソフビ、たまたまハードオフで見つけました。

どちらもタグ付きで330円。

これは買わないわけにいかない。

古いソフビって、こういう出会いがあるから面白いですよね。状態もよかったし、手に入れたときの「やった!」感が強かったです。

ZOとJのソフビ比較

ついでに、手元にあった1993年版の仮面ライダーZO(ライダーヒーローシリーズ17)と並べてみました。これがまた面白くて。

まず、素材の硬さが全然違う。

1993年版は、軽く握るとぐにゃっとなるくらい柔らかくて、いかにも“子ども向け”な感じ。対して2001年版は硬くてしっかりした仕上がり。色味も微妙に違っていて、93年版はややツヤがあって発色強め、01年版は落ち着いたマット寄り。

好みは分かれると思うけど、どっちも時代感が出ていて、比較すると面白いです。

塗装や質感に宿る“あの頃の良さ”

今のソフビって、造形はすごく緻密だけど、その分パーツ分けやコストの都合で塗装が少なかったり、ちょっと物足りなさを感じることもあるんですよね。

でもこの2001年のシリーズ、全体にしっかり色が乗ってて、手に取ると“完成されてる感”が強い。塗装が剥がれていない個体なら、20年以上経っててもすごく綺麗です。

仮面ライダーJにも

1993年に発売されたライダーヒーローシリーズの初期版と、2001年のEX版とで明確な違いがあります。

まず触ってすぐに気づくのが、素材の硬さ。

1993年版は、当時の子ども向けに“握って遊べる柔らかさ”を重視していたのか、かなりソフトなビニール素材が使われています。

指で軽く押すと、グニャッとたわむような感触。

一方、2001年版は全体的に硬くてシャープな印象。

ポーズ保持には向いているけれど、昔のように戦わせて遊ぶにはちょっと硬すぎるくらい。

さらに違いが出ているのが塗装の乗り方。

柔らかい素材の1993年版は、塗料がやや滲んだような仕上がりで、逆に言えば「味のある手作業感」が残っている。

それに対して2001年版は、表面が硬いぶん塗装の境界もくっきりしていて、精密さが際立ちます。

また、細かい話ですがマスクのラインの太さや複眼の色味も微妙に異なっていて、比べてみると

「Jってこんなに印象違ったっけ?」と思わされるほど。

これはもう、好みと世代によって評価が分かれる部分かもしれませんね

最後に

真・ZO・J、それぞれ個性が強くて、改めて「この3体が同じタイミングで出てたのはすごいことだったんだな」と思いました。

調べてみると、意外とこのソフビの情報や写真って

ネット上でも少なめで、だからこそコレクターとして こうやって記録を残しておきたいなと感じて

書いてみました。

もし、ハードオフや中古屋さんで見かけたら、

ぜひ一度手に取ってみてください。タグが無くても、

きっと惹かれると思います。

それではまたお会いしましょう