🌕 月食観測レポート|全13枚で振り返る

こんにちはー

みなさんは、この前の月食をご覧になりましたか?

深夜から明け方にかけてじっくり空を見上げると、月が少しずつ欠けていき、やがて赤く染まっていく——そんな神秘的な光景に出会えました。私は今回、思い切ってカメラを持ち出し、記録として合計13枚撮影しました。

正直に言うと、月食の撮影はとても難しくて、手ブレや露出の加減で失敗した写真も多かったです。それでも、自分の目で見て、その瞬間を写真に残せたことは大切な思い出になりました。ここでは時間ごとに撮った写真を並べ、月がどんなふうに変わっていったのかを振り返っていきます。

撮影の流れ(全13枚)

📸 0時47分

満月に近い姿。まだ月食は始まっておらず、白く明るく輝いています。空気も澄んでいて、とてもクリアに見えました。

📸 1時33分

左下から影がかかり始めました。いよいよ月食が進行。最初の変化を捉えられた瞬間です。

📸 1時43分

影が広がり、月が半分ほど欠けてきました。肉眼でも欠け具合がよく分かります。

📸 2時01分

光と影の境目がくっきりしてきて、月の立体感が増しました。幻想的な雰囲気が漂います。

📸 2時12分

さらに欠けが進み、月全体の明暗差が際立ってきます。写真だと明るさの調整が難しく、少し暗めに写りました。

📸 2時21分

半分以上が影に覆われ、月の存在感が少しずつ薄れていくように感じられました。

📸 2時44分

月全体が赤みを帯び始めました。いよいよ皆既月食の雰囲気が近づいてきます。

土星との共演

この夜は月のそばに土星も輝いていました。写真に収めると、月食と惑星の共演という特別な一瞬を感じられて、ちょっと得した気分になりました。

📸 2時50分

皆既月食に入りかけ、月が全体的に暗くなってきました。少しずつ赤銅色が強まっていきます。

📸 3時12分

皆既月食のピーク。月が赤く染まり、とても神秘的でした。写真ではうっすらですが、肉眼ではもっと鮮やかに赤が広がっていました。

📸 3時50分

赤銅色がさらに濃くなり、幻想的な「赤い月」に。静かな夜空に浮かぶ姿は圧巻で、思わず見とれてしまいました。

色味の違いが出たカット。露出やシャッタースピードで赤がオレンジっぽく写ったり、深い赤になったりと、写真によって表情が変わります。

📸 ラストショット

13枚を通して、満月から欠け始め、赤銅色に染まり、そしてまた戻っていく流れを記録できました。

まとめ

今回の月食撮影は、**「思ったより難しかった」**というのが正直な感想です。ピントが甘くなったり、ブレたり、思うように写せなかった場面もありました。それでも、時間ごとに変化していく月を記録できたことは大きな収穫でした。

写真としては完璧ではありませんが、「自分の目で見て、自分の手で残した」という記録は何より価値があると思っています。次の月食では、今回の反省を活かして、もっと綺麗で迫力のある赤銅色の月を撮れるよう挑戦したいです。

夜空を見上げて自然の大きな変化を感じるひとときは、本当に贅沢で特別な時間でした。